猿田彦の神ってご両親いたんですね。 古事記とかだと突然現れるし場合によっては道祖神だし 天狗の祖の神としての節を追っていくと北極星が正体だという話もあるし
{サル女のキミはその北極星を頼りに旅するサルメのキミ一族、アマテラス様(新芽)が天岩戸(大地)から出てくるように願って田んぼでたわける(踊る)、姿がふざけているようにしか見えなかったことからたわけの語源本説} まあご両親がいるという話をあまり知らなかったんですが
ちょっと検索するときなんかって 「出雲の祖霊信仰クナトの神」って出たんでそのままページ開いて読んでみたら
クナトの神(男神、クナトは東北語・縄文語・アイヌ語で男根の意味) と アラハバキ(女神、東北語・アイヌ語で女陰の意※) の子供だと出ました。
クナトは道祖神の神でもあります (伊邪那美様に追いかけられた伊弉諾様が 石を置いて「それ以上こっちくんなー!」ってやった時に登場というか誕生) あらハバキは別名サイの神のほうが有名と思われます サイの神、 そう、道祖神です。
道祖神押し!
夫婦親子で全員道祖神!
あと
その際拝読したページのおひとつでは (https://yomiagaeru.exblog.jp/24028846/)
サイの神というかクナト神は
道祖神として 結界の神、 道の入り口で悪霊を追い返す神、 として知られているけれど
もともとはほかの村とつながる交合をつかさどっているのだから もともとは排他的能力ではなく…
″交通の神が性の神でもあるというのは、族外婚段階のヒロバのクナドを考えればわかろう。クナドは文字通り神前共婚の場所であるが、またそのことによって他群と交通し、結びつくことになる場所でもある。
原始時代では、性交は同族化を意味する。排他的な異族の間では性の交歓だけが(ときには性器の見せ合いだけでも)和平への道であり、理解への道であり、村つくり、国つくりの道でもあった。
大国主命の国つくり神話が、同時に妻問い神話になっているのも、この理由にほかならない。” (高群逸枝著『日本婚姻史』至文堂)
と書いてありました。
性向の〜というのが 男根の神でもある猿田彦 その妻サルメのキミ、 夫婦そろえば男女の性の悩み解決神に ぴったりだし、
「性器を見せ合えば『俺たち今日から仲間だぜ!』」
というのは 古事記日本書紀での サルメのキミ…アメノウズメのみことと サルタ彦の 出会いの場そのまんまでぴったりですねって
つまり!
猿田彦のご両親がそのまま猿田彦とサルメのキミ夫婦にスライドしている。
道理でご両親の影が薄……ゲフンゲフン。
あれです、 スサノオ様の神話と月夜見様の有名所の神話 (スサノオ様は追放後食べ物の女神のところに食べ物分けて貰たもののその姿を見てしまい、 「そんなもん食えるかー!」と殺害、 月夜見様も食べ物の女神に食べ物もらいにいき殺害、 そんなひどいことをする神の顔は二度と顔を見たくないとアマテラス様にいわれ昼と夜に世界が分かれる神話)の内容が似てるせいで月夜見様影が薄い印象説(スサノオ様に持ってかれる印象)
ところでアラハバキ(サイの神)は赤口器土偶ですって。
あらまあ。
しかし猿田彦&サルメ 北はアラハバキつまり東北、 南は九州、縄文時代から信仰されている古神ですね。
※=アラはあらぶっているの意、 ハバキは古い東北弁でスネ(脛)という意味というのも読んだことがあります なので 「あらぶってるスネ?、ナガスネヒコの荒ぶり面?」 とか思ってたので アラハバキを長年男神かと思ってたよ……
でもあれだね、 アラハバキというの名前だと古事記日本書紀に登場しないというか、人(書き手)によってはがっつり 「東北の神であるアラハバキの民は古代、主神に下らず、 現在別の神様の神社に上書きされちゃってる説」を出すくらいで、
古事記で「弟は恭順したのに兄であるナガスネヒコは恭順せずに退治された」にも通じる気がする。
つか
アラハバキってペア(この場合「夫婦」)相手(つまり夫)いたんだね……。
{いや、ナガスネヒコにも弟いるわけだけど。 (編纂されるというか神話吸収されるときに 「『恭順したほうが弟なら反したほうは兄だろう』で性別TSさせられただけ」説が私の中で浮上
夫や妻のことをイモセ(妹背)やら背のキミやらいう平安古語、さかのぼるとイモ(妹)って妻っていみだったり単に(母ではない)もっとも大事な身内女性という意味だったりの「妹」とか弟とか兄弟ももごっちゃ。 とりあえず、
兄弟の下の子ならオト、上の子ならエ
ぐらいしか固定してないんじゃないの説を挙げておく。 (「イモ+オト=最も大事な女性で、実の兄弟の下の子=いもおと」ですね。 ……「妹はかわいい、大事」、が前提になって生まれた言葉なんだね……「いもおと」って
(そうなると「弟(おとうと=おとおと)」の元は「おと+おと」? 「兄弟下の兄弟下」? 「下の子だ」って強調してるなー なんか「守るべき」って感じがする))
あと 夫や妻のこと弟やら妹やらと表現するところがちらちらで紛らわしい
(原文の原文の原文の…はるかな口伝の原文で「おっと」と「おと」がごっちゃになってるんだろうな、 というかもともとおっととおとに込められていた意味がそんなに変わんないのかも「守るべき男性」とか「いとしい身内男性(いとしいの意味は異性的な場合はおっと、血縁的とか幼少的意味ならおとおと」とかそんななのかも説個人的にあげとく) ……そういえばマテラス様とスサノオ様を夫婦とする説も聞いたことあるなぁ「神話が古事記やら日本書紀やらに編纂される頃に姉弟にされたけどもともと姉弟じゃなくて夫婦」って教説するところ、 ……夫婦という意味で姉弟と呼んでたらほんとの姉弟と思われた説?
昔は口伝で伝えてたし、民族統一でいろいろ誤解と変更もあったんだろうなー そしてそれを「文章に編纂しよう」となったわけだし……)
} いや、女陰という意味の名ならそりゃおっといるんきまってますが、そもそもそっちの意味知らなかったから…。 |
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