2017年分のレスかオマケかねて順番バラバラ連載している「IN」ですが
「IN」の方の無いよう勧めず思わずアバンとグリーン(オリキャラ)絡めてしまいました。
アバンのおじいちゃんが予知能力者と知りまして……。
(カールのイメージ うちのダイ大二次ではドイツ語圏をモデルにしてますしね……)
カールは多分、あの悪法は無いんだと思う。
(リナ・インバースの行動が許される法律。 もっともリナは自らの常識という名の良心で この法律の実行相手を「本当の盗賊」に限定しているけど)
てか、たぶんカールだけじゃなく ダイ大世界にはあの悪法無いんだと思う。
……あるとしたら魔界かなと思うけど魔界の場合 「力こそ正義」だからわざわざ 法律で「悪だと訴えられた相手から訴えたものが財産を横取りできる」を保障しなくていいんだと思うし 決まり事で保障されたところで弱者が強者を訴えても弱者がつぶされるのも「強さこそ正義」でそっちが保証されるだろうからやっぱりないだろうな。
つまり財産目当てで無実の相手を 「あいつ強いか怖いことができるから悪い奴に決まっているから悪い奴なので訴えます!(訴えたからあいつの財産俺のモノ!)」 が無いんだろうと思う。
……そんな法律あっても無くても 「あいつ金持ちだから悪い奴に決まっているから訴えます」もなさそうで
(私が昔読んだドイツの童話。 落ちが酷い。 散々いろいろな人に騙されて財産を獲られてきた主人公が最後に今度はユダヤ人から自分がだまし取ろうとする、ユダヤ人は領主に訴え出た、でも、
「ユダヤ人だから悪いことをしただろう?故に訴えた主人公が無実、ユダヤ人は死刑で財産は今までいろんな人々に騙し取られてきた主人公に与える!」
ていう落ちなんだけどさ……
ついには善人は悪人になり、誰もだましたことが無かったかもしれない(裏付けされなかったから)ユダヤ人はユダヤ人というだけで処刑されました。 ってすっごい最後でさ、
これ読んだ後にフランダースの犬のネロがユダヤ人だったということを知ってからフランダースの犬の色々エピソードを見ていると、
ネロの不幸は単に貧乏と国全体の貧乏のせいで、 ネロがユダヤ人だから孤児だから不幸になったわけでもなければ ユダヤ人相手でもこれだけ周りが親切なベルギー人は理知的で優しいな、
という感想になるのです……。
フランダースの犬が悲しい話なのはさらに悲しいわけですけどね…。
ところでフランダースの犬はフランダースの犬として
さっき上で述べたドイツの童話?民話?
でのユダヤ人の扱い、他の民話?童話?でもあったんですよね
「とりあえず、悲しい役どこ不幸な役どころは『悪いユダヤ人』に押し付けて主人公を救えばいいんじゃね? それで読者にっこりじゃね?」
見ないな童話だか民話だか……
昔のヨーロッパ人(の一部の人が持つ?)の「ユダヤ人=悪」のイメージを垣間見れるというかなんとももやる。
あと『ユダヤ人にそれらを押し付ける前の主人公バッドエンド型』の民話だか童話だかもあるんですよね。 ビフォーアフター発見したときは
「作者が元の民話高童話高の主人公を救いたいという気持ちは分かった! 救い方に問題あるがな!
『善人で終わったはずの主人公すら最後は他人に騙され裏切られる辛さ不幸に悪の心に屈し、悪の心を芽生えさせ、他人に同じ辛さ苦しみを与えて命まで間接的に奪い、最後は全員悪人になりました』がハッピーエンドかぁああああああああああ!!」
と言いたい。 |
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